というわけで

今年はゴールデンウィークがなかったので、今週になってその代休を取りました。というわけで、大阪に戻りまっす。


就職活動の頃に使って以来、今でも大阪に戻るときはいつも JR 高速バスを愛用しています (帰省ラッシュで席が取れなければ新幹線にするけど)。もちろん、今回もバスで帰ります。会社の人にそれを話したら「ボーナスでたばっかやん!」と総突っ込みを食らったんですが、あまいのです。そんなわけで、高速バスについてちょっと語ってみたいと思います。

高速バスは安いだけじゃないです。睡眠時間をまるまる移動時間に充てられるのがまたいいところなのです。なんせ、夜 0 時前に出発して、早朝に到着しますもん (笑)。それに夜行バスは寝苦しい、というイメージが強いかもしれませんが、格安ではないそこそこのグレード (大阪 - 東京間で片道およそ 7500 円以上) のバスにアイマスク、首枕 (空気でふくらますタイプ)、耳栓「夜行バス三種の神器さえ持ち込めば結構寝られます。


逆に手ぶらは非常に危険です。過去に、

  • 前の椅子を突然殴ったり、アミノ式を飲みながら「やっぱアミノサプリのほうがおいしいなー」「あつぃー」などの独り言を終始ブツブツ言ったりしてるとんでもない女が隣に座っていた (さすがにぶちギレ気味に注意しましたが、朝まで改善されませんでした…) しかも就職活動一発目の面接の日です…
  • 夜中でもお構いなしに、あくびのような「あぁーぁ」という 30 分ごとに大声を上げるじいさんが座っていた
  • 隣に座った人が、普通の人だがいびき魔だった
  • 車両が揺れるため寝ていると頭がポンポン跳ねる
  • シートのくびれている部分がちょうど首のあたりで、その空間に何もないので寝る姿勢が安定しない
  • カーテンを完全に閉めない人がいて、そこからトンネルのまばゆい光が入ってくる
  • 首枕の代わりにクッションを持ち込んだが、熱がこもって暑い、ずり落ちる、邪魔といいことがなかった

のような惨事 (じいさん以外は片道 5000 円の青春ドリーム号での出来事ですが) があり全然寝られなかったので、高速バス初心者の方はぜひとも三種の神器は持ち込みましょう。これがあるだけで格段に快適になります (後述のプレミアムドリーム号のようないいバスになるとアイマスクは用意されていることもあります)。


これが就職活動中 (高速バス初心者の頃) に手ぶらで乗って大失敗して以来、毎回持ち歩いている夜行バス三種の神器です。耳栓以外は実家近くのオートバックス (最近つぶれた) で 1000 円ぐらいで買ったセットです 。


就職活動中は片道 5000 円の青春ドリーム号を使っていました。往復でも新幹線の片道より安いのでかなり愛用していましたが、数日前に予約しないと取れない?特に休み前は激戦など、競争率が非常に高いのと、シートが 4 列 (寝るにはやや窮屈めなのと、隣に変な人が座ったら THE END) であること、リクライニングがすこし控えめなの点が少し難点です。

さすがにドリーム号では辛くなってきたので、社会人になって以降は片道 8610 円 (往復で買うと 7600 円) のドリーム号を使うようになりました。青春号と比べるとシートが 3 列になり広々、深めのリクライニングやフットレスト、毛布付きとかなり環境が良くなります。一度こちらに乗って以降、青春号には戻れなくなってしまいました (笑)。個人的にはいちばんオススメしたいコースです。


そして最近、3500 円からの青春メガドリーム号と 9310 円 (往復で買うと 8200 円) のプレミアムドリーム号なるものができたようです。

青春メガドリームはとにかく安さ優先で、バスの車両自体が夜行向けではないので寝るには辛いようです。夜行バス好きの私でも、これはさすがにスルーしますw

注目はプレミアムドリーム号です。通常のドリーム号でもそこそこいける (寝られる) 環境なのですが、それを超ているそうです。まさに寝るために設計されたシートがすごいとのこと。話によると、これに乗ってしまうとドリーム号には戻れないとか (笑)。


というわけで、今回は初プレミアムドリーム号で大阪に戻ることにしました。詳しい感想などがあれば追ってレポートします。それではごきげんよう

(追記 23:30) バスに乗り込みました。座席ふかふかで広いわ、枕のようなものがシートにくっついてるわで寝心地サイコーです (笑)。これからじっくり寝まーす。